2025 ハンドメイドバイシクル展 

この度上記の展示会に出店しました。関西圏にお住いの方はなかなか来場するのは難しいと思いますので出品したものを紹介致します。ほぼ写真なので文章自体は5分程で読めます。

まずはアルミフレームのトラックエンドです。それにエアハブという懐かしパーツを装着して作りました。エアハブ仕様ホイールは当店で購入可能です。

来場者の反応は予想通りで、ある一定の年齢層以上には懐かしんでもらえましたが若年層にはあまりピンと来て無かった様です。個人的に自転車を車にピックアップするシーンが多いので単純に軽いアルミは好きです。加工は楽ですし切削刃物にも優しい。錆びないし材料の番手を適材適所で使えばこんなにメリットを享受できる材料は他にありません。しかも安価。

よく流通しているA6061の材料ではある程度の生産数が見込め無いとコストが合わないのでフルオーダーの材料としてはA7005が一般的です。こちらのフレームは自分用に組み上げたもので時効処理はしていませんので残留応力がどれほど表面化してくるのか楽しみです。A7204で流通するのが一番望ましいですが、それのバテットチューブってことになると・・目を細めるしか無いですね。国内流通の材料でいうと基本的に我が国は競輪業界という土台の上に成り立っているのでオーダーメイドでアルミが主流になるなんてことは容易には起こり得ないでしょう。ただ少数ではありましたが何人かは明らかにアルミに興味を持っていた方が居られたのが嬉しかったです。

 

2台目は27.5のハードテイル。塗装をクリアのみにしてサビがゆっくり広がっていくのを楽しめる育てがいのある仕様にしました。別に狙ってなかったんですが無骨な感じがそこそこの方に刺さってました。

あと当然ですが関東の来場者が多く、MTBにある種憧れの様な感覚をお持ちの方が多数居られたような気がします。関東平野はだだっ広い上にコンクリートジャングルなんでスポーツ系だとロードとグラベルの相性がいいんでしょうね。ま、割合的に多少の多寡はあれどそれは全国的にも言えることだとは思いますが。

このフレームはリアバックを極限まで短くしてシマノの”変速性能を損なわないチェーンステーの推奨値”を長さにおいて著しく下回りました。結果的には問題は無かったです。今まで自転車屋として散々コンポーネントの組み合わせをいじくり回してきましたが問題が出るときは初動からおかしいです。さすが日本の超優良企業シマノ。個人的には机上のデータを知っていることが大事なのではなくてトライアンドエラーのプロセスが重要だと思っています。

話がそれましたがこんな感じの構成でもいいですしご自身の納得の行くジオメトリーでフルオーダーフレームが製作可能です。

 

3台目は本当は一からグラベルを作って持っていきたかったんですが、時間切れで無理くり台数合わせで突貫工事したものです。ハンドメイド展にこれはアリなのかどうか不安でしたが結果的に当ブースではこれが一番人気でした。

実はフレームジグを導入する前から遊びでやってたんですが、今回どうしてもブロックタイヤを履かせてみたいなと思いチェーンステーだけ差し替えてみました。昔のフレームに無理くりフラットエンドを入れる為に3次元的にチェーンステーを曲げるという実力以上の事をやった為思った以上に大変でしたので面白かったです。

それが功を奏しているかどうかは謎ですが、この当時バカ売れしたモデルをリアルに乗っていた世代にはかなり受けましたし、温故知新的な感じが刺さっている若人が結構いました。個人的にはこういうカスタムは好きですしものを大事に使うという側面では重要なことだと思います。倉庫に眠らせている捨てるに捨てられない古いフレームと最新規格のパーツたちが手元にあれば一度ご相談ください。遊びましょう。

 

 

とまあ今回は初出店なうえに家族と弾丸スケジュールで参加しましたのでかなりハードでしたが来年また出店出来るようなら段取り良くやりたいです。

新名神と新東名で高速でのアクセスはかなり良くなっているなと思いました。

寒空の下で謎の3次会もありましたし個人的には相当充実しました。

このブログも数年前からあまり活用してなかったのですが過去の作業もそこそこ溜まってきたので不定期ですが放出していこうと思います。

ですが本当に気まぐれ更新ですので毎回このホームページを開いて頂くのも気が引けますから、気に入っているホームページが更新されたらアラートされるようなアプリやプラグインが何個かあるようですのでそれらを活用してみてください。もしくはメルマガ登録して頂けますと更新次第通知いたします。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

ハンドメイドフレーム

自己満足を追求した結果こうなりました。HA:69°、SA:74.5、CS:425、Reach:425。

一応サスペンショントラベル140mmの27.5セミファットまで飲み込めるようにジオメトリを決めましたが普段はトラベル100mm。その辺の山しか行きませんし、かっ飛ばしもしないので充分。

今回は新しい溶接棒を使ったのでいろいろ試してみたくて試験片を用いて考察しました。

何種類かの溶接電流とピーニング処理の有無でどれくらい溶接強度が変わるのか試してみました。結果的にはピーニングの有無より溶接電流のほうが強度に大きく関係してました。

結構肉盛りも出来る溶接棒なのでフィレットもできるかなと思いましたが、これがなかなかに難しい。この溶接棒はTIG溶接なのにガッツリ母材を溶かさなくても溶接ができます。なので母材を熱しすぎないので組成の変化を最小限に抑えて溶接できます。一般的な炭素鋼用の溶接棒より引張強度は落ちますが伸びるのでクロモリのしなやかさを更に得られるかなと。以上が机上の空論です。中途半端な見栄えで肉薄にした結果ヘッド周りがどうなるかは乗って試しましょう。

チェーンステー周りの設計の自由度を狙ってPF92を採用しました。とあるお方がPFは二度とやりたくないと言っておられましたが理解できました。即興の治具で真円度は担保出来るんですが反るわ反るわで・・どこかの界隈では完全に正確に作られたPFの方がスレッドタイプより優れているそうな。ま、でもこの自由度の高い設計をもたらしてくれる恩恵はなかなかに捨てがたいので、この辺りのトレードオフをなんとかしたいです。

 

 

650✕2.8まで装着可能
650✕2.4
650✕2.8

塗装は友達に塗ってもらって期待を超えるレベルで大満足。あとは乗って泥んこになるだけです。ではまた。

近況報告

先月に導入した BYOB Factory 謹製のフレーム治具(ジグ)です。あれよあれよと繁忙期に入り妄想が膨らむ日々でしたが、だいぶ落ち着いてきたのでそろそろ実験に入っていきます。ただ工作機械も足りていない為できることは限られていますが現段階でできうる事を具現化していこうと思います。

工作機械もいろいろと欲しいのが本音なんですがやり過ぎるとスペース的な問題で自転車が展示できなくなるので慎重に選定中です。

そんな時、足元にあったステンレスパイプにエキセントリックボトムブラケットを突っ込んでみたところ0.1mm以下で嵌合しそうな感じだったので一気にモチベーションが上がりました。

自分のフレームなんでやりたい放題です。

途中かなり後悔しましたが諦めの悪さでは自信があります。

突き合わせのクリアランスも無茶苦茶ですが私物なんで問題なし!あとは電気の糊でくっつけるのみ。

当然ですが治具は便利です。ま、便利というかフレームをあーだこーだするのに無けりゃ話にならない道具です。海外ではこういった治具のメーカーが何社かあるのは知ってたんですが日本製もあったということが驚きです。これから自転車をDIYしたいっていう人にはうってつけかと。BYOB Factory はそれにまつわる色々な情報を提供してくれると思います。

てなわけで時間と創造力のおもむくままに戯れていこうと思います。

良ければその他の仕事と私事も写真に収めましたのでご覧ください。

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輪廻転生

10年ほど使ってこられたそうです。よくがんばりましたね。ゆっくりお休みください。

と、思いましたがスキルアップの素材とさせていただきます。

結構ひずんでます。

 このまま中古車ってのも考えましたが金属疲労の度合いを考えるとやめといたほうが無難かなと。そんな折に電動ユニットがなぜか壊れて廃棄となった電動自転車。フレームが結構きれいなんでもったいないなと。

自転車屋なら一度は考える電動自転車のユニットを外して普通の自転車として蘇らせるの巻 

先ほどのペダルがついていた部分だけをもぎ取り

      

ホイールベースが長いので漕ぎ味が重いかなと思いましたが、結構普通に乗れます。てか、さすが日本メーカーの電動自転車なのでフレームは精度、強度ともにしっかりつくってます。中古車で販売します。

こんな事してたらメーカーの新車が売れなくなります。ヒットマンを飛ばされる前に早く買ってくださいね。

フレームを無残にも切り刻んだので罪悪感から謎の創作物が誕生しました。自転車のフレームが召されるまで使ってくださったオーナーにプレゼントしましょう。ペン立てにでも使って下され。長年苦楽をともにした道具の一部が身近にあるってのはどんな感覚なんでしょうね。 あ、「思い出すし見るのも忌々しいわ!」って感じなら遠慮なくおっしゃって下さい。僕が使います。

 

ところでニコイチにしたので車体番号が2つあるんですが、どちらで防犯登録したらいいですか?

GIANT 取り扱い開始 !!

例外になく影響を受けておりますDUBCYCLEです。在庫状況が年末年始の新幹線状態です。指をくわえてYouTube見てても仕方ないので宣伝です!!

言わずと知れた自転車界の巨人GIANT。全世界で一番売れてるだけにコスパは圧倒的です。阪神ファンの人で毛嫌いしてた人も大丈夫です。野球のそれとは一切関係ありません。昨今のロードバイクのエントリーグレードが¥100000近辺なのを考えるとこのESCAPE R DROPが¥66000(税抜)なんで破壊的価格です。通勤に使うにはもってこいです。

今月中の現金決済での成約なら¥10000のパーツをプレゼントしますので是非この機会に!

他店舗購入車両のメンテナンスもこの度GIANT正規代理店になりましたのでもちろん出来ます。是非ご利用ください。

うちのスタッフがいいオイルが欲しいということで購入。売るほどありますので通勤やUber Eatsでお使いのバイクにどうですか?

不安定な世の中ですがポジティブに前進するのみ!

 

 

溶接

半年ほど前に以前から欲しかった溶接機を導入しました。ずぶの素人なりに工具をそろえたり、金属の性質を調べたり、実際にいろいろな金属をくっつけて遊んでみたりと、一通り溶接の世界を俯瞰してみました。そんな折に問屋から展示会の誘いがあったのでいざ。とりあえず工具の知識は相当蓄えられました。来年は相当大きな展示会だそうです。興味がある人は絶対に行ったほうがいいです。

そうこうしていると初めて自転車関連の仕事を有り難くも頂戴しました。ドイツ製TUBUSの軽量キャリアのクラックが原因で倉庫に眠らせていたとのこと。

僕自身初めてこのキャリアを持ってみましたが驚くほど軽いです。そうなると

構成されているパイプも肉厚0.5mm程です。プレッシャーで手元震えました。

びびりすぎて肉盛りしすぎましたが、なんとかくっつきました。仕上げのレベルがどうのこうのと言えるレベルではありませんが、ここから始まったという自身への戒めの備忘録としてここに記します。

あと遊びでやってみたものでシートレールがぱっくり割れたのを補修してみました。

今のところ使ってて問題はないですが、肝心なのはどれくらいの期間使えるのかってところです。その辺りは実際に使って試してみます。

自転車のパーツはとかく華奢につくられています。理由は頑丈に作りすぎると当然重量が増しますので、電動自転車に付けるパーツとかで無い限りそれは結構致命的です。そうなると軽量を売りにしているものほど頑丈さは失われます。人間が自力で快適に乗れる乗り物としての素材へのオーダーは結構シビアです。つまりは金属疲労との戦いなんですね。

壊れた物は新しい物に取り替えてしまえば納得出来る人とそうでない人がいます。後者の人は物への執着が強いか、新しい物を選択するリスクが釣り合わない人でしょう。もしくは物を大事に使うというちょっと前まで当然のようにあったこころを持っている人でしょう。

壊れてしまっているけど、捨てるに捨てられないパーツ達をなぜか持っておられれば是非ご相談下さい。鉄でもアルミでもOKです。チタンは準備中です。

展示会場に近かったのでそのまま行って来ました。

子供達の飛行機が見たいという要望により行きましたが、結構一日中遊べます。旅行に行かずしても非現実感が味わえます。では。

M-TRAIL & GW

世間ではまだまだ休みボケが続いてるんですかね。

今年の春は恒例の箱立山DHが無かったのでM-TRAILに行って来ました。場所は美山。この辺は牛乳を飲みにモーターサイクルでよく走ってたんですが、ちゃんとした施設に滞在してゆっくりしたのは始めてです。昔は次のコーナーしか見てませんでしたが、ほんとうに素晴らしいところです。

子供たちも身体を使っていっぱい遊べましたし、自分自身も筋肉痛になるくらい楽しめました。拝借モノですが動画もどうぞ♪

https://www.facebook.com/seiya.katagishi/videos/990101191161176/

https://www.facebook.com/seiya.katagishi/videos/976095229228439/

M-TRAIL横のうどん屋さんからの眺めがたまらないです。

子供の「怖いのがちょっと楽しくなってきたー!」って言葉に多少戸惑いを感じましたが楽しめたので問題無しです。自転車を通じて山遊びを家族で気軽に体験できる場所などそうそう無いです。しかもクローズドのコースで驚くほど低価格。マウンテンバイクをもっと身近なモノにしたいっていうM-TRAILの努力と意気込みには感服しました。家族で行くもよし!ひとりで行って淡々と走り込むもよし!静かな大自然でうどんをすするもよし!いろいろな使い方ができますので是非!

おとしだ魔改造

さて本日は クロスバイクをオーバーホール&改造してくれという依頼。ただコンポーネントがロード用なんでシェル幅73のこやつにはポン付けできません。とるべき方法はこれのみ!

削るべし削るべし、ただひたすらに・・

切削前
切削後

ついでにBBタップとフェイスもきれいになって一石二鳥♪

お次はヘッドと前後ホイールのハブの洗浄とグリスアップ!今回はWAKOS最高級グリスを使いました。これを持ってる自転車屋はそうそう居ないはず。いわずもがな回転性能は異次元のレベルです。手に付いたグリスがもったいなくて、ついつい舐めてしまいます。

今回はハンドル回りもちょっと変わったオーダーでダブルレバーとTTブレーキレバーのMIX!!

ブレーキキャリパーも当店人気のセミ油圧。これで後々ステアリング周りのカスタムの選択肢もかなり増えます。

仕上げのワイヤー系統にはこれをシュッと一吹き!

この製品は低フリクション性能を長期間格段に上げられるという夢の様な一品です。ぼくは

このマウスを気に入って使ってるんですが、どうしてもメンテナンスの頻度が高いのがネックです。トラックボールと支持球を上記のケミカルをつけたティッシュで拭き取ってあげると必ず納得します♪

いやはや、いろいろいじり倒しましたな・・・まさかこのセンチュリオンもこんな事になるとは誰も思ってなかったでしょう!

viva自己満足 !!

オンライン決済サービス

このマーク見たことあります?ヤフーとソフトバンクが始めたサービスなんですが急速に加盟店が増えてます。うちも始めてみたんですが、なるほど便利です。中国では普及率がはんぱ無いってのも頷けます。五輪に向けて政府、企業が普及するように頑張っているけども日本の現金主義が強すぎて苦戦しているってのが現状だそうです。でも一回使ったらビックリするほど簡単です。

でもって今回このサービスのテコ入れにこちら

ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の共同出資会社であるPayPay株式会社は、全国のファミリーマート約1万7,000店でスマホ決済サービスPayPayが利用できるようになる2018年12月4日に合わせて、PayPayでの支払額の一部または全額を還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」を、同日から2019年3月31日まで実施します。

詳しくは下記URL ↓

https://news.cardmics.com/entry/paypay-20percent-campaign/

簡単に言うと月25万までの買い物なら実質2割引で買えるって事です。かなり太っ腹なキャンペーンなんで、電動自転車が欲しいなって方には朗報です。ただこのサービス、100億に達した時点で終了するかもって感じなんで、今から何を買おうか思案しておいた方がいいでしょう。

登録も簡単でスマホとクレカ(VISA・MasterCard がベター)があればすぐに決済できます。

「わしはそんなもの信用できん!お金は現ナマだけや!」って方も使い古された先入観は捨てて是非一回使って見て下さい。お金の事を考える良い機会になるかもしれません。

ショップツナギ

スタッフからの熱烈な要望によりショップツナギが完成しました。おっ!ちょっとプロっぽいな!いやいやプロです。

今回オリジナルプリントをお願いさせて頂いた金高刃物の山田さん。本業は鍛冶屋さんです。

http://www.kintaka.com/

毎日お世話になっております。最近切れ味がいまいちになってきたので、またお願いしに行きます~。研いだ後に嫁を怒らせる事はもうできません。今回はお手間を頂きましてありがとうございました!スタッフもみんな喜んでまーす♪

さ、最近産まれたチネリ。難産でしたが一丁前な姿になりました。

こちらはフレームの定価が140000(税込)なんですが、当店がもうすぐ3周年を迎えるので完成車で99800(税込)で嫁がせます。これで太ももを鍛えて下さい。

今年も残り少なくなってきましたね~。早すぎます。店もだいぶ落ち着いてきましたので、マニアックなカスタムや込み入った事情のオーバーホールも是非ご相談下さい!ではまた!